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Google広告の自動入札戦略「目標インプレッションシェア」とは?具体的な使用シーンと設定などを解説

約3分

目標インプレッションシェア」とは?

目標インプレッション シェアは、ブランド キーワードを使うキャンペーンに効果的です。たとえば、ユーザーがブランドを検索した際に広告が 100% 表示されるようにしたい場合は、目標インプレッション シェアは 100% に設定でき、そのキャンペーンのオークションで 100% お客様の広告を表示するようになります。この入札戦略はブランド認知度の向上にも効果的です。また、たとえば、ローカルのシューズストアの広告を掲載しているものの、大型のシューズストアと競合している場合なら、目標インプレッションに集中して、ユーザーが近くで重要な検索を行っているときにブランドが表示されるようできます。

目標インプレッションシェアによる入札について  Google広告ヘルプより引用

検索広告の表示位置である「ページの最上部」「上部」「任意の場所」に広告が表示されるように設定が可能で、設定内容に基づいて自動的に入札単価が調整されます。

  • ページの最上部:掲載順位1位を狙う
  • 上部:掲載順位2~3位を狙う
  • 任意の場所:それ以下の掲載箇所を狙う
    ※掲載位置は広告掲載枠にも左右されるため、あくまでも大まかなイメージです

システムの仕組み

上限CPCによる入札上限の設定ができます(広告グループ、キャンペーン、キーワード単位で設定可)。競合相手があなたを出し抜こうとしているのであれば、事態は混乱し、高くつく可能性があります。すべてのキーワードに適用されます 。

上限クリック単価の設定がは、この入札戦略で設定された入札単価の上限です。この上限を低く設定しすぎないことが重要です。上限の設定が低すぎる場合、戦略で設定された入札単価が制限され、インプレッション シェアの目標を達成できなくなることがあります。

具体的な使用シーン

  • 屋号や商標、サービス名などの指名キーワードで1位(最上位)に表示する
  • 収益性が高い or CV獲得が顕著なキーワードで1位表示
  • 商材の認知度を向上させたい場合
  • 競合他社が市場に参入してきたが、どうしても競合に競り勝ちたい場合
  • 潜在層向けのキーワードでページ下部などでの下位表示を狙う

「目標インプレッションシェア」のまとめ

一般的な使用シーンではなかなか設定することが少ない入札戦略ですが、局所的な場面では活用されることもあります。

屋号や商標、サービス名などの指名キーワードを入札する場合や多少利益率が落ちても競合よりもどうしても上位表示を優先したいキーワードがある場合など、目的に合う場合に活用できる入札戦略と言えるでしょう。

その場合は、キャンペーンを分けて運用し、しっかり継続監視するなどしてCPAが高騰しすぎていないか、注意して運用していきましょう!

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