ロードサービスの集客とリスティング広告|出動の電話を増やす

寒い朝にエンジンがかからず、駐車場で「バッテリー上がり 近く」と検索する。行楽の帰りに高速道路でタイヤがパンクし、路肩から電話をかける。ロードサービスの依頼は、このように困った場所のスマートフォンから始まり、検索結果に出た広告から数分で電話先が選ばれます。

REARCSは広告運用で13年、電話での反響が多い緊急駆けつけサービスや、暮らしのお困りごとを解決する領域の集客を担当してきました。水道修理(全国対応・月数百件規模の運用)、便利屋(月額の運用代行)、ロードサービス(広告アカウント診断)が、その例です。この記事では、その領域のジャンルの一つであるロードサービスについて、リスティング広告を使った集客の方向性と戦略の一部をご紹介します。

要点は3つです。まず、バッテリー上がり、インロック、パンク、レッカー、燃料切れのトラブル別に着地先のページを分けます。次に、作業込みの料金の目安と到着までの目安を先に示して電話を受けます。最後に、出動と受け取った代金まで記録して、広告費と売上の釣り合いを確かめます。当社が担当する場合に何を、どの順で、どのくらいの規模で進めるかを0から10の手順に並べ、数字は公開資料の幅と仮の計算例で添えます。

この記事でわかること

  • トラブルの種類ごとの依頼が増える時期と作業ごとの単価の幅
  • 秋の準備から冬と行楽期の予算配分までの0から10の手順
  • トラブル別のLPをAIで作り改善する進め方
  • 作業ごとの単価と初月の実測から問い合わせ1件の許容額を置く手順

ロードサービスの依頼は冬の朝と行楽期に増えます

トラブルの種類ごとに依頼が増える時期と場所
12月〜2月気温が下がる朝にバッテリー上がりの依頼が増えます。年末年始は救援の半数以上がバッテリーに関わるものです。
大型連休とお盆移動が増える時期です。高速道路の出動理由は、年間を通してタイヤのパンクと燃料切れが上位です。
通年インロックやレッカー搬送は、駅前や商業施設の駐車場、自宅の前など場所を問わず入ります。

年間を通して依頼があり、冬と行楽期に合わせてトラブル別の予算を移せます

集客の計画を立てる前に、依頼が増える時期と1件の単価の幅を把握します。ロードサービスは、季節によって多いトラブルが入れ替わり、作業の種類によって金額が1万円前後から数万円まで開きます。時期と単価の幅をつかむと、どのトラブルにいつ予算を置くかを検討できます。

ロードサービス大手の公表統計で、2025年度の一般道路の四輪の出動理由を見ます。過放電のバッテリーが約36%で最も多く、タイヤのパンクなどが約21%、劣化や破損したバッテリーが約9%でした。高速道路の四輪では、タイヤのパンクなどが約44%で最も多く、燃料切れが約9%で続きます。

12月から2月はバッテリー上がりの相談が増えます

気温が下がるとバッテリーの力が落ち、朝の始動に失敗する依頼が増えます。同じ大手の発表では、2025年12月27日から2026年1月5日の年末年始に受けた救援の53.54%がバッテリーに関わるものでした。帰省や旅行で車を長く止めていた家庭からの依頼も、この時期に重なります。

検索の数にも季節の差が出ます。公開されているキーワード分析では、バッテリー上がりに関する検索は1月が最も多い152,000回、6月が最も少ない88,900回で、差は約71%です。6月を底に冬へ向けて検索が増えるため、広告の準備を秋のうちに終えておくと1月の需要に間に合います。

大型連休とお盆は高速道路のパンクと燃料切れに備えます

移動が増える時期は、高速道路やその周辺の道路での依頼が増えます。高速道路での作業は、作業員の安全の確保や、車両の手配に追加の段取りが要ります。自社で対応できるインターチェンジの範囲を決め、その範囲の地名を含む検索語を連休の前に追加します。

夏はエアコンなど電装品の使用が多く、バッテリーへの負担が冬のトラブルにつながると、同じ大手が案内しています。夏の終わりに点検や交換の相談を受けられる体制があると、冬の依頼の前に顧客との接点を作れます。

単価の相場感は作業の種類と時間帯と距離によって幅があります

民間の業者に実費で頼む場合の目安は、公開されている相場の記事に品目ごとに載っています。バッテリーのジャンピングとスペアタイヤの交換は1万円前後からです。インロックの解錠は8,000〜15,000円程度からで、燃料の配達は1万円前後からに燃料代が加わります。大手ポータルのバッテリー上がりのページでは、出張の相場を約9,000〜12,000円と案内しています。

レッカー搬送は、基本料1万〜2万円程度に、1kmあたり数百円から1,000円前後の距離の料金が加わる例が中心です。深夜や早朝は2〜3割の割増を設ける業者が多いと書かれています。加盟店を募集しているロードサービス事業者の公開値では、平均の顧客単価は約35,000円です。

大手の会員制ロードサービスが公表している非会員の料金は、一般道路のバッテリー上がりで昼間21,700円、夜間25,630円です。比べる人はこの金額も目安にするため、自社の料金を書く時の参考になります。具体的な単価の置き方は、予算と許容額の章で示します。時期と単価の幅が分かったところで、次は何をどの順で進めるかを0から10の手順で並べます。

当社が担当する場合の0から10の手順と期間と規模の目安

ロードサービスの0から10の手順は秋の準備から3つの期間に分かれます
準備と配信の初月(手順0〜4・9〜10月)今の数字の把握、計測と台帳の準備、トラブル別の広告グループとLPの用意、配信の開始と実測。
配信の2か月目(手順5〜7・11月)検索語の整理、許容額の決定と出動の記録の取り込み、トラブル別のLPの改善。
配信の3か月目以降(手順8〜10・12月から)季節ごとの予算配分、地図検索とSEO記事、手配会社と大手ポータルの比率と受付の見直し。

初月の実測で許容額を決め、出動の数字がそろう3か月目からトラブルと地域ごとに予算を寄せます

ロードサービスは、電話、出動、作業、代金の受け取りの順に進む仕事です。配信の前に計測と受付の記録をそろえておくと、2か月目には自社の実測で問い合わせ1件の許容額を置けます。3か月目には、どのトラブルのどの地域の広告が利益を生んでいるかが数字で見えてきます。

秋のうちに準備を終える前提で、当社が担当する場合の手順を期間と規模の目安とともに表にしました。表の月名は、10月に配信を始める場合の例です。

手順やること期間の目安規模の目安
0 今の数字の把握媒体ごとの電話の数、出動の割合、作業ごとの単価、粗利率を3か月分そろえる準備の1週目過去の受付の記録と広告の管理画面
1 計測と台帳の準備当社が電話の計測用の番号と出動台帳を用意し、記入の手順を受付と決める準備の1〜2週目広告とLPの計測用番号、台帳1つ
2 広告グループの設計トラブル別のLPごとに広告グループを分け、会員制サービスの名前や直し方の語を除外する準備の2週目バッテリー上がり、インロック、パンク、レッカー、燃料切れの5グループ
3 トラブル別LPの制作AIを使ったLP制作で、トラブル別のLPを同じ型から作る準備の2〜4週目LP5本
4 配信の開始と実測問い合わせ1件の上限を置かずに配信し、クリック単価、電話になる割合、獲得単価、出動の割合を測る配信の初月初月の広告費は300,000円(仮の計算例)
5 検索語の整理配信から2週間は毎日、3週目からは週1回、実際の検索語を見て除外語を追加する配信の初月〜2か月目10月〜11月は会員制サービスの名前と「直し方」の語を除外語に足す
6 許容額の決定と出動の記録の取り込み初月の実測と作業ごとの単価から許容額を決め、出動と代金を広告の管理画面に戻す配信の2か月目11月から週1回、作業の種類と代金を取り込む
7 LPの改善(LPO)料金の見せ方、到着の目安、写真をトラブルごとに比べる配信の2〜3か月目11月〜12月はバッテリー上がりのLPで到着の目安の書き方を1か所ずつ比べる
8 季節ごとの予算配分冬はバッテリー上がり、行楽期は高速道路の周辺に予算を移す配信の3か月目以降12月〜2月はバッテリー上がりに、4月の連休前からは高速道路の周辺に予算を寄せる
9 地図検索とSEO記事口コミと出動の記録をもとにした記事を積み上げる配信の3〜6か月目12月〜3月に車種別のバッテリー上がりと駐車場のインロックの記事を作る
10 媒体と受付の見直し媒体ごとの1件の粗利を比べ、手配会社と大手ポータルの比率と受付の仕組みを見直す配信の4〜6か月目依頼が少なめになる3月に手配会社の依頼の比率を見直す

手順0と1でトラブル別の電話の数と出動台帳をそろえます

最初に、今の電話が媒体ごとに何件あり、そのうち何件が出動になり、1件いくらの代金を受け取っているかを3か月分そろえます。作業の種類ごとに単価が大きく違うため、バッテリー上がり、インロック、パンク、レッカー、燃料切れに分けて集計します。そろえた数字は、問い合わせ1件にいくらまで広告費をかけられるかを計算する元になります。

計測の仕組みは当社が用意します。電話の番号と出動台帳を準備し、受付の担当者が台帳に書く項目と書く時点を一緒に決めます。台帳の詳しい中身は、電話の計測の章で説明します。

手順2から4でトラブル別の広告とLPを用意して配信を始めます

広告グループは、着地先のLPごとに分けます。ロードサービスの一語でまとめると、インロックで困っている人にバッテリーの説明が出るなど、検索した人の状況と広告がずれます。トラブルごとに広告文とLPを用意すると、クリックした人が自分の状況に合うページを見られます。

配信の初月は、バッテリー上がりからレッカーまで5つの広告グループのどれにも、問い合わせ1件の上限を置きません。獲得単価は地域、季節、トラブルの種類で上下します。最初の1か月で、クリック単価、電話になる割合、獲得単価、出動の割合をその会社の数字で測ります。地域は出動できる市区町村に絞り、電話の件数と通話の内容から、受付で聞く項目と広告文を直します。

手順5から10で許容額を決めて出動の数字で予算とLPを動かします

2か月目は、初月の実測と作業ごとの単価から許容額を決め、検索語の整理と出動の記録の取り込みを並行して進めます。代金の金額が広告の管理画面に入ると、自動入札が出動につながる検索に予算を寄せるようになります。同じ時期に、トラブル別のLPの料金の見せ方や写真を入れ替えて、電話になる割合を比べます。

3か月目以降は、季節ごとに予算を移し、地図検索の口コミとSEO記事を積み上げます。最後に、手配会社や大手ポータルの依頼と自社の広告の1件あたりの粗利を比べ、外部の依頼の比率を決めます。次の章では、手順2でトラブル名と場所の語をどう分けるかを説明します。

検索語と広告グループはトラブル別の着地先ごとに分けます

検索語はトラブル名と場所と除外語の3つで整理します
トラブル名の検索語バッテリー上がり 出張、車 鍵 閉じ込め、パンク 出張、レッカー 業者など。トラブルごとの広告グループとLPに分けます。
場所を含む検索語市区町村名、駅名、インターチェンジ名、商業施設名。同じLPに着地させる語は、そのトラブルの広告グループにまとめます。
除外する検索語会員制サービスや保険の窓口の名前と電話番号、直し方、ジャンプスターター おすすめ、開業、求人など。

着地先のURLが同じ検索語を1つにまとめると、入札の判断に使うデータが1か所に集まります

ロードサービスの依頼は、困りごとと場所を組み合わせた検索から入ります。「バッテリー上がり 出張 ○○市」「車 鍵 閉じ込め ○○駅」「パンク 出張 修理」のような語は、来てくれる業者を探している人の検索です。地域の業者は、トラブル名と地名を組み合わせた検索語を中心にすると、同じ予算で受けられる電話の数を増やせます。

広告グループは着地先のLPが変わる単位で分けます

広告グループは、検索語と広告文と着地先を束ねて管理する単位です。分ける基準は、行き先のLP(着地先のURL)が変わるかどうかです。バッテリー上がり、インロック、パンク、レッカー、燃料切れのそれぞれに専用のLPを用意するなら、広告グループも5つに分けます。

同じLPに着地させる検索語は、1つの広告グループにまとめます。たとえば「バッテリー上がり ○○市」と「バッテリー上がり ○○駅」は、どちらもバッテリー上がりのLPに着地させるなら、同じ広告グループに入れてデータを集約します。データがまとまると、入札の学習と判断が早く進みます。

高速道路の依頼を多く受ける会社は、高速道路専用のLPを作り、広告グループを分ける方法もあります。地名別や車種別の分け方も、それぞれに専用LPを用意する場合の簡易な分け方として考えます。

会員制サービスと保険の窓口を探す人と自力で直す方法を調べる人を除外します

会員制のロードサービスの名前と電話番号や、保険会社名とロードサービスの連絡先で検索する人は、自分の加入先に連絡しようとしています。この人たちに広告が出ると、電話を受けても加入先の番号を案内して終わります。配信を始める前に、主な会員制サービスと保険会社の名前を除外語に登録します。

公開されているキーワード分析でも、自分で対処する方法を調べる語は除外の候補に挙げられています。「バッテリー 上がり 直し 方」「バッテリー ジャンプ」「バッテリー 上がり と は」のような語です。開業、フランチャイズ、求人、レッカー車の中古など、同業者や求職者が調べる語も除外します。

一方で、保険のロードサービスには、利用の回数や作業の範囲に条件がある商品があります。「ロードサービス 保険 2回目」「保険 対象外 レッカー」のような検索語は、保険の範囲の外で業者を探している人の検索なので、取る検索語に入れます。

語句の一致の種類はフレーズ一致から始めます

語句の一致の種類(Match type)は、登録した語とどこまで近い検索に広告を出すかを決める設定です。フレーズ一致は、登録した語の意味を含む検索に広告を出す設定で、ロードサービスではこの設定から始めます。部分一致(Broad match)は、自動入札と組み合わせると広告が出る検索語の幅が広がるため、除外語がそろってから使います。

広告グループ(着地先のLP)取る検索語の例同じグループに入れる場所の語除外する検索語の例
バッテリー上がりバッテリー上がり 出張/バッテリー 上がっ た 業者/高速 道路 バッテリー 上がり市区町村名、駅名、商業施設名との組み合わせ直し 方/ジャンプスターター おすすめ/バッテリー 上がり と は/自分で
インロック車 鍵 閉じ込め/インロック 解錠 出張駅名、駐車場名、商業施設名との組み合わせ家 鍵 開かない/合鍵 作成/鍵 開け方 自分で
パンクパンク 出張 修理/タイヤ 交換 出張 路上インターチェンジ名、国道名との組み合わせパンク修理キット 使い方/タイヤ 通販/タイヤ 値段 比較
レッカーレッカー 業者/レッカー 移動 料金/保険 対象外 レッカー市区町村名、インターチェンジ名との組み合わせレッカー車 中古/レッカー 求人/レッカー 免許
燃料切れガス欠 出張 給油/燃料切れ 業者インターチェンジ名、国道名との組み合わせガソリンスタンド 近く/ガソリン 価格/燃費

除外キーワードとは、広告の表示対象から外す検索語のことです。表の右端の語は配信の開始前に登録し、配信後は実際の検索語の一覧から追加していきます。検索語が決まったら、次はトラブル別のLPを用意します。

LPをトラブル別に作りAIを使った制作と改善で電話につながる割合を高めます

トラブル別のLPの作り方と改善の進め方
制作AIを使ったLP制作で共通の型を作り、バッテリー上がり、インロック、パンク、レッカー、燃料切れの5本を同じ型から作ります。
載せる要素作業込みの料金の目安、夜間と高速道路の追加料金、キャンセル料の条件、到着の目安、所在地と作業車の写真。
改善料金の見せ方、到着の目安、写真を比べ、電話になる割合と出動の割合の両方で判断します。

CVRを上げてCPAを下げたうえで、受け取った代金からROASとROIを確かめます

車が止まって困っている人は、広告を見て数十秒で電話をかけるかを決めます。判断の材料は、いくらかかるか、どのくらいで来るか、どこの会社か、の3つです。この3つが最初の画面で分かるページに、電話が集まりやすくなります。

作業込みの料金の目安と追加料金の条件を先に書きます

都の消費生活センターは2025年8月に、「バッテリー基本料金3,000円〜」という広告から依頼した人が、作業後に合計10万円を請求された事例を公表しました。依頼の前に作業の内容と総額を確かめるよう助言しています。こうした事例が知られるほど、総額の目安を示す会社が選ばれやすくなります。

LPの料金表は、バッテリー上がり、インロック、パンク、燃料切れ、レッカー搬送に分けて載せます。出動の料金と作業の料金を合わせた目安、夜間と早朝の割増、高速道路での追加料金、レッカーの距離の料金、到着後のキャンセル料の条件を、同じ表に書きます。

トラブル別のLPはAIを使った制作で同じ型から作ります

当社が担当する場合は、AIを使ったLP制作で共通の型を作り、トラブルごとに見出し、写真、料金表、よくある質問を差し替えます。1本ずつ一から作る場合より、5本をそろえる日数と費用を抑えられます。インロックのLPには対応できる鍵の種類、レッカーのLPには運べる車の大きさと距離の料金を載せます。

LPの上部には、会社の所在地、代表者名、作業車とスタッフの写真を置きます。実在する会社だと分かると、初めて依頼する人が電話をかけやすくなります。支払い方法としてカードや電子決済に対応しているかも、手持ちの現金が少なめの人にとって判断の材料です。

LPの改善は電話になる割合と出動の数字の両方で判断します

LPO(LPの改善)は、ページの見出し、写真、料金の見せ方を比べながら、問い合わせにつながる割合を高めていく作業です。CVR(コンバージョン率)は、LPを見た人のうち電話やフォームで問い合わせた人の割合を指します。トラブル別にLPが分かれていると、バッテリーのLPでは到着の目安、レッカーのLPでは距離の料金というように、比べる点をトラブルごとに選べます。

CPA(獲得単価)は、電話やフォームの問い合わせ1件あたりにかかった広告費を指します。料金の確認だけで終わる電話が多いと、電話の数に比べて出動の数が伸び悩みます。そこで、改善の判断には出動と代金の数字を使い、ROAS(広告費用対効果)とROI(投資利益率)が上がっているかまで確かめます。

ROASは、売上を広告費で割った数字で、広告費の何倍の売上があったかを表します。ROIは、広告費と運用の費用の合計に対して、手元に残った利益の割合を示します。どちらも、受け取った代金を台帳に記録していれば計算できます。

広告文の見出しにはトラブル名と地域名と料金の目安を入れます

見出しの例は「○○市のバッテリー上がり出張|作業込みの料金を掲載」のような形です。説明文には、到着の目安を電話で伝えること、夜間の割増の額をページに載せていること、保険の回数を使い切った人も依頼できることを書きます。

電話番号アセット(Call asset)は、広告に電話番号と発信ボタンを表示する機能です。

電話専用広告(Call-only ads)は、Googleの案内で2026年2月に新規作成の項目が削除され、2027年2月に表示が止まる予定です。新しく組む場合は、レスポンシブ検索広告(Responsive Search Ads)に電話番号アセットを付けます。トラブル別のLPと広告文がそろったら、次は作業車が向かえる地域と受付の時間に合わせて配信を設定します。

配信の地域と時間帯は出動できる範囲と受付の体制に合わせます

配信の設定は地域と時間帯とデバイスと入札の4項目で整えます
地域拠点からの到着時間で市区町村を分け、到着の目安が短い地域の入札を強めます。
時間帯受付と出動ができる時間に配信し、冬の朝は入札を強めます。
デバイス依頼の多くはスマートフォンからです。電話番号アセットを付けます。
入札電話と出動の記録が増えてから、出動を目標にする自動入札へ移します。

広告を出す範囲と時間は、電話を受けて出動できる範囲と時間と同じにします

同じ広告費でも、配信の設定しだいで受けられる電話の数に差が出ます。ロードサービスでは、作業車が到着できる範囲と、受付と出動ができる時間を基準に考えます。到着に時間がかかる場所からの電話は、受けても断ることになるためです。以下、拠点からの到着時間で区切る地域、冬の朝に強める時間帯、スマートフォン中心のデバイス、出動を目標にする入札の順に説明します。

地域は拠点からの到着時間で区切ります

地域の設定は市区町村の単位で行い、拠点からの到着時間ごとに分けます。到着の目安が短い地域は入札を強め、遠い地域は弱めます。到着の目安の区切り方は、初月の出動の記録を見て決めます。

地域の指定では、駐車場や路上で今その地域にいる人に絞る設定を使います。初期の設定では、その地域に関心を持つ人にも広告が表示されることがあります。ロードサービスは困っている場所からの検索が中心なので、所在地の設定が向いています。

時間帯の入札は受付と出動の体制に合わせて上げ下げします

広告のスケジュール(Ad schedule)は、広告を出す曜日と時間帯を指定する設定です。冬の朝はバッテリー上がりが起きやすいため、入札を強めます。深夜は作業員の待機の人数に合わせ、出動できる人数が少なめの日は入札を弱めます。

自動入札を使う場合も、スケジュールで配信の時間を区切ります。受付ができる時間だけに広告を出すと、自動入札が学習する電話の記録も、出動できる時間の記録にそろいます。

地名と施設名の検索語は対応できる場所だけに使います

依頼する人は、困っている場所の名前を検索に入れることがあります。「○○インター バッテリー上がり」「○○駅 鍵 閉じ込め」のような語は、場所が分かっている分、出動の判断も早くできます。駅前や商業施設の駐車場は、インロックやバッテリー上がりの依頼が出やすい場所です。

高速道路の本線や路肩での作業は、安全の確保や車両の手配が必要になります。自社で対応できる範囲を先に決め、対応できる場所の語だけを広告に使います。施設名ごとに検索語をまとめると、どの場所から電話が多いかを広告の記録で確かめられます。

デバイスはスマートフォンを中心にします

依頼の多くはスマートフォンから入るため、入札と広告文はスマートフォンでの表示を前提に作ります。パソコンからの検索は、法人の車両担当者が手配先を調べる場合などに見られます。入札は、最初の数週間はクリックを集める設定で始め、電話の計測がたまってから出動を目標にする自動入札に移します。出動1件から逆算する目標の獲得単価の決め方は、目標CPAの記事で説明しています。

電話の計測と出動の記録の取り込みで電話から代金の受け取りまでを追います

広告のクリックから代金の受け取りまでを1本の線で記録します
電話の計測広告からの発信とLPからの発信を分け、検索語ごとに件数と通話時間を記録します。
出動の記録電話ごとに出動の有無、作業の種類、受け取った金額を出動台帳に残します。
広告への戻し出動と金額を広告の管理画面に取り込み、自動入札の判断に使います。

代金の金額まで戻すと、ROASとROIで広告の良し悪しを判断できます

広告の管理画面に見えるのは電話までで、出動と代金の受け取りは会社の台帳の中にあります。電話には料金の確認だけの電話や、対応地域の外からの電話も含まれます。電話と出動台帳をつなぐと、バッテリー上がりとレッカーのどちらの検索語に広告費を使うかを、代金の金額で決められます。

電話と出動の計測の仕組みは当社が用意します

電話の記録には、広告の電話番号アセットに付ける計測用の転送番号と、LPに載せる計測用の電話番号(外部の電話計測ツール)の2つを使います。出動と代金は、当社が用意する出動台帳(表計算)に、クリック識別子と出動日、作業の種類、金額を記入していただき、当社が定期的に広告の管理画面へ取り込みます。会社側で用意するのは、台帳への記入と、出動した作業の結果の共有だけです。

広告から直接かかった電話と、LPを読んでからかかった電話を分けて数えると、料金表を読んでから電話する人の割合が分かります。その割合が高ければ、LPの料金表や到着の目安の書き方を改善する判断に使えます。

通話時間の基準で依頼の電話と間違い電話を分けます

コンバージョン(Conversion)は、広告の成果として数える行動のことです。通話のコンバージョンには、成果として数える通話時間の基準を設定できます。ごく短い通話を成果から外すと、間違い電話や料金だけの確認を数から除けます。

基準の秒数は、受付の担当者の実際の通話時間を数日分見てから決めます。状況を聞き取り、到着の目安と料金を伝えるまでにかかる時間が、基準を決める材料です。

出動と代金を広告の管理画面に戻します

オフラインコンバージョン(Offline conversion)は、ネットの外で起きた成果を広告の管理画面に取り込む仕組みです。ロードサービスでは、電話のあとの出動や代金の受け取りがこれにあたります。取り込んだ出動の記録を自動入札の学習に使うと、出動につながる検索に予算が寄ります。

作業の種類ごとに金額を記録すると、レッカー搬送やバッテリーの交換まで進んだ依頼と、応急の作業だけで終わった依頼を分けて入札できます。代金の金額から広告費の釣り合いを見る考え方は、目標ROASの記事にまとめています。取り込みは週1回から始め、台帳の記入を受付の手順に組み込みます。出動まで追えるようになったら、次は公開資料の数字と作業ごとの単価から、広告費の許容額を考えます。

広告費の許容額は公開資料の幅と作業ごとの単価から試算します

問い合わせ1件の許容額は売上と比率と出動の割合を掛けて試算します(仮の計算例)
1件の売上応急の作業で10,000円、公開の平均顧客単価で35,000円と置きます。
広告費に充てる比率売上の25%と仮定すると、35,000円の作業で1件あたり8,750円です。
出動の割合電話の50%が出動になると仮定すると、問い合わせ1件の許容額は4,375円です。
獲得単価との比較仮の計算例の獲得単価6,000円を下回ります。50,000円の作業なら許容額は6,250円です。

レッカー搬送やバッテリー交換を含む作業なら許容額が獲得単価に届き、応急の作業だけでは大きく下回ります

問い合わせ1件にかけられる広告費(許容額)は、1件の売上、広告費に充てる比率、出動の割合の3つから試算できます。ロードサービスは、ジャンピングの1万円前後からレッカー搬送の数万円まで単価が開くため、作業ごとに許容額が変わります。ここでは、作業の単価と送客の手数料の幅を出典の種類とともに並べ、そのあとで仮の計算例を示します。

広告費の比率は送客の手数料の幅を目安に置き初月の実測で決めます

協力業者を募るロードサービス事業者の募集ページには、「登録料なし」「集客は本部が担当」と書かれています。本部が広告を出して電話を受け、協力業者が出動する分担です。自社で広告を出す場合は、広告費に充てる比率を自社で決めます。

比率の目安には、大手ポータルなどの送客サービスの手数料を使います。公開されている提携条件では、成約額の15〜30%程度です。試算では、この幅の中ほどにあたる売上の25%を広告費の比率として置きます。実際の比率は、初月は上限を置かずに実測し、2か月目に出動台帳の代金から決めます。

クリック単価は600円台からで獲得単価と出動の割合は初月に実測します

キーワードの計画ツールの想定を集めた公開の分析では、依頼に近いバッテリー上がりの検索語のクリック単価は600円台です。「バッテリー 上がり 安い」は約670円、「高速 道路 バッテリー 上がり」は約640円、「バッテリー 上がっ た」は約630円です。自分で対処する方法を調べる語は、200〜400円台の低い帯に入ります。

獲得単価は、クリック単価を電話になる割合で割ると計算できます。次の表は、クリック単価と電話になる割合の組み合わせごとの獲得単価です(当社の計算)。

クリック単価(仮の計算例)電話になる割合5%10%20%30%
600円12,000円6,000円3,000円2,000円
1,000円20,000円10,000円5,000円約3,300円

電話になる割合が5%と20%では、獲得単価が4倍違います。この割合は、LPの料金表と到着の目安の書き方、受付の体制で大きく変わるため、初月に実測して自社の値を確かめます。電話から出動になる割合も、料金の確認だけの電話がどのくらい含まれるかで上下するため、台帳の記録で確かめます。

仮の計算例で作業ごとの許容額と月の利益を比べます

ここからのバッテリー上がりやレッカーの単価と、電話と出動の割合は、計算の流れを示すための仮の数字です。単価は公開資料の幅の中に置きました。

  • 月の広告費は300,000円とします(国内の公開の目安が限られるため置いた仮定で、作業車2台程度の規模を想定)
  • クリック単価は600円、クリックから電話になる割合は10%とし、獲得単価は6,000円になります
  • 電話から出動になる割合は50%とします
  • 1件の売上は4段で置きます。応急の作業10,000円、夜間の応急作業やインロック15,000円、公開の平均顧客単価35,000円、レッカー搬送やバッテリー交換を含む作業50,000円です
  • 粗利率は、部品代と作業員の人件費を引いた残りとして50%と仮定します

許容額の式は「問い合わせ1件の許容額=1件の売上×広告費に充てる比率×出動の割合」です。50,000円の段は、レッカーの基本料2万円に30kmの距離の料金を1kmあたり1,000円で加えた金額です(当社の計算)。

作業の種類(仮の計算例)1件の売上出動1件にかけられる広告費(売上の25%)問い合わせ1件の許容額(出動の割合50%)仮の計算例の獲得単価6,000円との比較
応急の作業(ジャンピング、スペアタイヤ交換、燃料の配達)10,000円2,500円1,250円大きく下回る
夜間の応急作業やインロック15,000円3,750円1,875円大きく下回る
公開の平均顧客単価35,000円8,750円4,375円下回る
レッカー搬送やバッテリー交換を含む作業50,000円12,500円6,250円やや上回る

この前提で広告費を売上の25%に収めるには、1件の売上が48,000円必要です(6,000円÷50%÷25%、当社の計算)。応急の作業の単価だけでは、検索広告の獲得単価と釣り合いにくいことが分かります。

項目(月・仮の計算例)応急の作業が中心の場合平均の単価が35,000円の場合
広告費300,000円300,000円
クリック数(クリック単価600円)500クリック500クリック
電話(電話になる割合10%)50件50件
獲得単価6,000円6,000円
出動(出動の割合50%)25件25件
1件の平均の売上15,000円35,000円
売上375,000円875,000円
売上に対する広告費の比率80%約34%
ROAS(売上÷広告費)125%約292%
粗利(50%)187,500円437,500円
粗利から広告費を引いた額−112,500円137,500円

応急の作業が中心で平均の単価が15,000円なら、広告費は売上の80%になり、粗利から広告費を引くと112,500円の赤字です。平均の単価が35,000円になると比率は約34%に下がり、137,500円が残ります。電話になる割合を20%まで上げられると、同じクリック単価でも獲得単価は3,000円になります。

検索広告の予算は、レッカー搬送、高速道路での作業、バッテリーの交換まで受けられるトラブルの広告グループに寄せます。応急の作業の依頼は、地図検索や再依頼など広告費の負担が軽い経路で受ける形も考えます。

ロードサービスの運用の費用は、広告代理店が公開している運用代行の料金表の帯で置きます。手数料を広告費の15〜20%とする例が多く、月の広告費300,000円なら45,000〜60,000円です。

項目(平均の単価が35,000円の場合・仮の計算例)運用の費用を広告費の15%とした場合運用の費用を広告費の20%とした場合
売上(25件×35,000円)875,000円875,000円
粗利(50%)437,500円437,500円
広告費300,000円300,000円
運用の費用45,000円60,000円
広告費と運用の費用の合計(売上に対する比率)345,000円(約39%)360,000円(約41%)
残る利益92,500円77,500円
ROI(残る利益÷広告費と運用の費用の合計)約27%約22%

運用の費用を広告費の15〜20%とすると、粗利から広告費と運用の費用を引いて、月77,500〜92,500円が残ります。自社の単価と出動の割合をこの表に入れると、自社の場合の利益の出方が分かります。LPと受付の改善で電話になる割合と出動の割合が上がると、同じ広告費で残る利益が増えます。

公開資料の単価とクリック単価は他社の例です。自社の数字は、冬の朝に待機できる人数、出動できる市区町村の広さ、レッカー車の有無によって上下します。当社が担当する場合は、初月は5つの広告グループに上限を置かずに配信します。そのうえで、クリック単価、電話になる割合、獲得単価、出動の割合をトラブルごとに実測します。

2か月目に、初月の実測と台帳にある代金の金額から許容額を決めます。式は前の表と同じで、1件の売上、広告費に充てる比率、出動の割合に自社の数字を入れます。決まった許容額は、広告グループごとの目標の獲得単価として自動入札に設定します。獲得単価の実測が許容額を超えた広告グループは、検索語、LP、配信地域の順に点検し、直してから予算を戻します。

手配会社と大手ポータルの依頼は出動1件の粗利で自社の集客と比べて配分します

依頼の経路ごとの役割と見直しの基準
手配会社・大手ポータル保険会社などから受託した手配会社や送客サービスの依頼です。広告費の負担を抑えて件数を得られ、単価は先方の基準になります。
自社の検索広告トラブル、地域、時間帯を選んで出せます。出動の記録を戻すほど入札の判断の精度が上がります。
地図検索とSEO記事口コミと出動の記録をもとにした記事が積み上がり、広告とは別の依頼の経路になります。

配分は経路ごとの1件あたりの粗利と作業員の稼働で月に1回見直します

ロードサービスには、保険会社や自動車関連の会社から出動を受託した手配会社の仕事があります。大手ポータルや一括見積サイトから依頼を受ける方法もあります。地域の業者は、こうした外部の依頼と自社の集客を組み合わせ、季節ごとに配分を変えます。

手配会社や大手ポータルの依頼は依頼の少なめの時期の稼働を支えます

手配会社の協力業者になると、広告費の負担を抑えて出動の依頼を受けられます。単価は手配会社が決めた額になるため、1件あたりの粗利は自社の集客より低めになるのが一般的です。春や秋など依頼が少なめの時期に、作業員の稼働を埋める使い方に向いています。

冬と行楽期は、自社の広告と地図検索からの依頼を優先し、外部の依頼は受けられる範囲で受けます。外部の依頼も同じ台帳に記録しておくと、経路ごとの件数と粗利を月に1回並べて比べられます。

地図検索とSEO記事は出動の記録から積み上げます

地図検索対策(MEO)は、Googleマップで検索した人に自社の情報が表示されるよう整える取り組みです。出張で対応する事業者は、住所を非表示にして、サービスを提供する地域を登録できます。作業車の写真、対応する作業、受付時間を登録し、作業後にお客様へ口コミをお願いします。

SEO記事は、広告枠の下に並ぶ通常の検索結果から読者を集める記事です。評価される記事には、自社の出動で得た一次情報と、E-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)が要ります。あわせて、ロードサービスの現場を知る書き手の専門性、第一人者としての認知、サイト名の信頼の3つを、信用の要素として会社の側で備えます。

当社が担当する場合は、出動の記録と写真、お客様の声を台帳から記事とLPへ随時反映する仕組みを、AIを使ってお客様の会社の中に実装します。車種別のバッテリー上がりの対処や、駐車場でのインロックの対応など、実際の出動の記録が入った記事は、読む人の判断に役立ちます。

受付のシステム化で電話から出動の手配までをつなぎます

受付のシステム化は、電話で聞いた内容を同じ台帳に記録し、作業員の手配と代金の記録までつなぐ仕組みです。車種、場所、症状、保険の加入状況を同じ順で聞くと、出動する作業員が現地で必要な道具を準備できます。台帳の記録は、そのまま出動の記録の取り込みにも使えます。

作業後に連絡先を書いたカードを渡しておくと、次のトラブルで直接電話が来ることがあります。再依頼と口コミが増えるほど、自社の集客の割合を上げられます。

ロードサービスの集客で当社が担当できる領域は広告運用を含めて7つあります

REARCSでは、広告運用のほかに、LPの制作と改善、SEO記事、AIを使った業務のDX、受付のシステム化を自社の事業の中で開発し、運用しています。ロードサービスの会社の集客では、次の7つの領域を組み合わせて担当します。

ロードサービスの集客でREARCSが担当する7つの領域
広告運用検索広告の設計、入札、検索語の整理、出動の記録の取り込み。
LPO(LPの改善)料金の見せ方、到着の目安、写真を比べてCVRを上げます。
LP制作AIを使った制作で型を作り、トラブル別の5本を短い期間で公開します。
LPのジャンル最適化トラブル別にLPを分け、検索した人の状況に合わせます。
SEO記事の量産出動の記録とお客様の声をもとに、信用の3要素を担保した記事を作ります。
AIを使った業務のDX作業の報告書、領収書、口コミの依頼などの作業をAIで短くします。
受付のシステム化電話の記録を台帳にまとめ、手配と代金の記録までつなぎます。

自社事業で開発と運用を続けている7つの領域を、集客の段階に応じて組み合わせます

電話で依頼が入る点は、水道修理の集客と共通します。他の業種の進め方は、水道修理の集客記事でも紹介しています。ここまでの内容について、ロードサービスの会社からよく受ける質問をまとめます。

ロードサービスの広告についてよくある質問

ロードサービスの会社から多い質問の答えを3つにまとめます
時期冬の朝と行楽期に予算を寄せ、インロックとレッカーの検索語は年間を通して出します。
分け方着地先のLPごとに広告グループを分け、会員制サービスと自力対処の語を先に除外します。
予算初月は上限を置かずに実測し、2か月目に作業ごとの単価と出動の割合から許容額を決めます。

判断に迷った時は、1件の粗利と出動できる範囲に戻って考えます

ロードサービスの広告は冬だけ出せばよいですか?

年間を通して出し、冬と行楽期に予算を寄せる形を勧めます。冬はバッテリー上がりの依頼が増え、大型連休とお盆は高速道路で多いパンクと燃料切れに備える時期です。インロックとレッカーは時期を問わず入るため、通年で出します。

広告費は月にいくらから始めますか?

出動できる地域と作業員の人数から決めます。仮の計算例は予算と許容額の章にまとめています。配信の初月は上限を置かずに測り、2か月目にその実測から許容額を置きます。

会員制のロードサービスや保険の窓口とはどう住み分けますか?

加入先に連絡したい人の検索語を除外して住み分けます。保険の回数を使い切った人や、保険の範囲の外の作業を頼みたい人に向けて広告を出します。

電話専用広告はまだ使えますか?

新しく組む場合は、レスポンシブ検索広告に電話番号アセットを付けます。電話専用広告は新規作成の項目が2026年2月に削除され、既存の広告も2027年2月に表示が止まる予定です。

LPに作業込みの料金を載せると比べられた時に不利になりますか?

作業込みの料金の目安と追加料金の条件を載せると、比べられた時に選ばれやすくなります。低い基本料金の表示と高額の請求の事例が公表されているため、総額の目安を示す会社は安心して電話をかけられる相手になります。

トラブルごとにLPを分けると制作の手間はどのくらい増えますか?

AIを使ったLP制作で共通の型を作るため、2本目以降は見出し、写真、料金表、質問の差し替えが中心です。トラブルごとに検索した人の状況とページがそろうため、CVRの改善をトラブルごとに進められます。

ロードサービスの広告アカウントを点検するまとめ

ロードサービスの集客のチェックリスト
検索語着地先のLPごとの広告グループ、地名と施設名との組み合わせ、会員制サービスと自力対処の除外語。
LPトラブル別のLP、作業込みの料金の目安、夜間と高速道路の追加料金、所在地と作業車の写真。
配信設定出動できる範囲の地域、受付と出動の体制に合わせた時間帯。
計測と予算電話計測、出動の記録の取り込み、初月の実測と2か月目に決める許容額、季節ごとの予算配分。

トラブルと季節と作業の単価に分けて考えると、秋のうちに準備する内容を整理できます

ロードサービスの集客は、トラブルの種類ごとに検索語とLPを分けるところから始まります。冬はバッテリー上がりの依頼が増え、行楽期は高速道路で多いパンクと燃料切れに備えます。LPでは作業込みの料金の目安と追加料金の条件を示し、初月の実測から許容額を決めて、広告費と売上の釣り合いを確かめます。

最後に、ロードサービスの広告アカウントを点検するための10項目を並べます。当てはまる項目に印を付け、残った項目から手を付けると、直す順番が整理できます。

  • トラブル別の着地先のLPごとに広告グループが分かれている
  • バッテリー上がり、インロック、パンク、レッカー、燃料切れのLPがある
  • 出動できる市区町村名や施設名を含む検索語を登録している
  • 会員制サービスと保険の窓口の名前、自力対処の語を除外している
  • 広告文にトラブル名、地域名、料金の目安が入っている
  • LPに作業込みの料金の目安と夜間と高速道路の追加料金がある
  • 電話専用広告からレスポンシブ検索広告と電話番号アセットに移している
  • 配信地域と時間帯が出動できる範囲と時間に一致している
  • 広告とLPからの電話を通話時間付きで計測している
  • 出動と代金の金額を広告の管理画面に取り込んでいる

このチェックリストの10項目は、REARCSの無料アカウント診断で、広告運用の担当者が実際のアカウントを見ながら確かめます。冬の依頼に備えて、今の設定でどこから直すかを知りたい方はご利用ください。

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REARCS(リアークス)
リスティング広告に特化したフリーランス。リスティング広告運用はどの代理店で選ぶのではなく、どの運用者で選ぶかが大事です。成果を伸ばすパートナーをお探しの方へ。外注なし、10年以上のプロ運用者が必ず専任で担当します。LPO・サイト改善やGoogleタグマネージャー管理、サーチコンソール・SEO対策などもお任せください。
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