
冬の夜に天井裏から足音がする、屋根裏から臭いがする、という相談の電話は10月ごろから増え始めます。現地に行くと糞と荒れた断熱材があり、築年数の古い木造住宅では侵入口が何か所も見つかります。害獣駆除の会社にとって、この時期の問い合わせを広告から安定して集められるかどうかは、その年の売上に大きく関わります。
REARCSは広告運用で13年、電話での反響が多い緊急駆けつけサービスや、暮らしのお困りごとを解決する領域の集客を担当してきました。担当してきた案件には、水道修理(全国対応・月数百件規模の運用)や便利屋(月額の運用代行)があります。この記事では、同じく暮らしの困りごとの一つである害獣駆除について、リスティング広告を使った集客の方向性と戦略の一部をご紹介します。
要点は3つです。1つ目は、ネズミやハクビシンなどの動物別と、天井の足音などの症状別に、広告グループとLPを分けることです。2つ目は、追い出し、清掃・消毒、侵入口の封鎖の段階ごとに料金の範囲を先に示して電話を受けることです。3つ目は、成約の金額まで台帳に記録し、広告費と売上の釣り合いを確かめることです。
料金の幅は公開資料から、許容額は仮の計算例から示し、8月の準備から翌春までの動きを0から10の手順で並べます。
この記事でわかること
- 動物ごとに問い合わせが増える月と作業範囲ごとの単価の幅
- 0から10の手順と各段階の期間と予算の規模
- 動物別のLPをAIで作り改善する進め方
- 公開資料の幅と初月の実測から問い合わせ1件の許容額を決める進め方
害獣駆除の問い合わせは秋から冬と春に増え動物ごとに多い時期が違います
年間を通して相談があり、動物ごとに相談が増える月に合わせて予算を移せます
集客の計画を立てる前に、問い合わせが増える月と1件の単価の幅を把握します。害獣駆除は動物ごとに相談が増える時期が違い、作業範囲によって金額が数万円から数十万円まで開きます。この2つが分かると、どの動物の広告グループに何月から予算を寄せるかを決められます。
相談の数も増えています。東京都環境局の資料では、都民からのアライグマとハクビシンの相談が、平成25年度の1,422件から令和6年度の6,167件へ約4.3倍になりました。環境省の手引きでは、アライグマの全国の捕獲数は2020年に9万6千頭を超えています。
10月から2月は屋根裏のネズミとハクビシンの相談が増えます
気温が下がると、ネズミやハクビシンは暖かい屋根裏や壁の中に入り込みます。ハクビシンは冬も活動を続け、断熱材のある屋根裏をねぐらにして冬を越します。冬は家にいる時間が長いため、夜の足音に住んでいる人が気づきやすい時期です。
足音の次に気づかれるのが糞尿です。ハクビシンやアライグマは同じ場所を排せつに使うため、天井のシミや部屋に広がる臭いで相談が入ります。断熱材を巣にされた家では、駆除のあとに清掃、消毒、断熱材の交換まで作業が広がります。
公開されているキーワード分析では、ネズミ駆除に関する検索は1月が最も多く、8月が最も少なく、その差は約44%です。10月から12月にかけて検索が戻るため、広告の準備を9月までに終えておくと1月の需要に間に合います。
3月から6月はアライグマとイタチの子育ての相談が増えます
アライグマは冬の終わりに繁殖期を迎え、4月ごろに出産すると市の案内に書かれています。子育ての時期は屋根裏を複数の個体が動くため、足音が重く、天井板の傷みや糞尿の被害も大きくなります。イタチも春が繁殖期で、屋根裏の臭いの相談が増えます。
コウモリは春から秋に活動し、夏から秋に繁殖の時期を迎えます。冬は冬眠して音が止むため、春に再び相談が入る例があります。モグラは冬も地中の深い所で動き、春になると庭の盛り土で気づかれます。
単価の相場感は動物の種類と作業範囲によって幅があります
作業範囲には、追い出しや捕獲だけの対応、追い出しと清掃・消毒、侵入口の封鎖から修繕までの一式といった段階があります。段階が上がるほど総額が上がり、同じ動物でも家の造りや被害の広がりで金額が変わります。
築年数の古い木造住宅で侵入口が多い場合や、断熱材の交換まで必要な場合は、総額が高い側に寄ります。公開されている料金の幅と依頼の内訳は、予算と許容額の章でまとめて示します。時期と作業範囲の段階が分かったところで、次は何をどの順で進めるかを0から10の手順で並べます。
0から10の手順は配信の初月に実測し2か月目に許容額を決めます
初月の実測で許容額を決め、成約の数字がそろう3か月目から動物と地域ごとに予算を寄せます
害獣駆除は、電話、現地調査、見積、成約の順に進む仕事です。広告を始める前に計測と受付を整えると、2か月目には自社の数字で問い合わせ1件の許容額を決められます。3か月目には、どの動物のどの地域の広告が利益を生んでいるかが数字で見えてきます。
次の表は、8月に準備を始めて9月に配信する場合の、当社が担当する0から10の手順です。
| 手順 | やること | 期間の目安 | 規模の目安 |
|---|---|---|---|
| 0 今の数字の把握 | 媒体ごとの問い合わせ数、成約率、客単価、粗利率を3か月分そろえる | 準備の1週目 | 過去の台帳と広告の管理画面 |
| 1 計測と台帳の準備 | 電話とフォームの計測、成約と金額を記録する台帳を作る | 準備の1〜2週目 | 電話の計測とクリック識別子の保存 |
| 2 広告グループの設計 | 動物別6グループと症状別1グループに分け、除外語を登録する | 準備の2週目 | ネズミ、イタチ、ハクビシン、アライグマ、コウモリ、モグラ、症状 |
| 3 動物別LPの制作 | AIを使ったLP制作で、動物別と症状別のLPを同じ型から作る | 準備の2〜4週目 | LP7本(動物6本、症状1本) |
| 4 配信の開始と実測 | 問い合わせ1件の上限を置かずに配信し、クリック単価、問い合わせ率、獲得単価、成約率を測る | 配信の初月 | 初月の広告費は400,000円(仮の計算例) |
| 5 検索語の整理 | 配信開始から2週間は毎日、その後は週1回、検索語を見て除外語を足す | 配信の初月〜2か月目 | 9月〜10月は「自分で」「燻煙剤」「捕獲器 販売」などを除外語に足す |
| 6 許容額の決定と成約データの取り込み | 初月の実測と単価から問い合わせ1件の許容額を決め、現地調査、成約、金額を広告の管理画面に戻す | 配信の2か月目 | 10月に動物別の許容額を決め、以後は週1回、現地調査と成約を取り込む |
| 7 LPの改善(LPO) | 見出し、料金の見せ方、写真を動物ごとに比べてCVRを上げる | 配信の2〜3か月目 | 10月〜11月にハクビシンとネズミのLPで料金表の位置を1か所ずつ比べる |
| 8 月ごとの予算配分 | 動物ごとに相談が増える月に合わせて予算を移す | 配信の3か月目以降 | 11月〜2月はネズミとハクビシン、3月〜6月はアライグマとイタチに寄せる |
| 9 地図検索とSEO記事 | 口コミと施工写真、施工の記録をもとにした記事を積み上げる | 配信の3〜6か月目 | 11月〜2月の施工記録から、屋根裏のネズミとハクビシンの記事を先に書く |
| 10 媒体と受付の見直し | 媒体ごとの1件の粗利を比べ、大手ポータルの比率と受付の仕組みを見直す | 配信の4〜6か月目 | 12月〜2月に冬の相談の1件の粗利を媒体ごとに並べ、春の配分を決める |
手順0と1で今の数字と計測をそろえます
最初に、今の問い合わせが媒体ごとに何件あり、そのうち何件が成約し、1件いくらの売上になっているかを3か月分そろえます。動物と作業範囲ごとの件数と売上が、2か月目に許容額を決める材料になります。成約と金額を書き込む台帳も、この段階で整えます。
計測では、広告の電話ボタンとLPの電話番号からの発信を、広告と検索語ごとに記録します。フォームからの問い合わせには、どの広告のクリックから来たかを示す番号を残します。成約の金額をあとで広告に戻すための準備です。
手順2から4で動物別の広告とLPを用意して配信を始めます
広告グループは、動物別と症状別に分けます。害獣駆除の一語でまとめると、ハクビシンを調べる人にネズミの説明が出るなど、検索した人の状況と広告がずれます。動物ごとに広告文とLPを用意すると、クリックした人が自分の状況に合うページを見られます。
9月の配信開始から1か月は、問い合わせ1件の上限を置かずに動物別の広告を出します。ネズミとハクビシンでは検索の時期も単価も違うため、最初の1か月で動物ごとのクリック単価、問い合わせ率、獲得単価、成約率を測ります。
地域は現地調査に行ける市区町村に絞ります。初月は電話の件数と通話の内容も見て、受付で聞く項目と広告文を直します。
手順5から10で許容額を決めて成約の数字で予算とLPを動かします
2か月目は、初月の実測と1件の単価から問い合わせ1件の許容額を決め、検索語の整理と成約データの取り込みを並行して進めます。成約の金額が広告の管理画面に入ると、自動入札が成約につながる検索に予算を寄せるようになります。同じ時期に、動物別のLPの見出しや写真を入れ替えてCVRを比べます。
3か月目以降は、月ごとに予算を移し、地図検索の口コミとSEO記事を積み上げます。最後に、大手ポータルと自社の広告の1件あたりの粗利を比べ、ポータルの比率を下げる時期を決めます。まずは手順2の、ネズミから症状までの7つの広告グループに入れる検索語を見ていきます。
検索語と広告グループは動物別と症状別に分けて除外語を先に登録します
症状の検索語も受けると、動物名で調べる前の段階の人からの電話も受けられます
「害獣駆除」の一般語は、大手ポータルや一括見積サイト、全国対応の業者が上位と広告枠を占めます。一般語はクリック単価が高くなりやすく、その幅は予算と許容額の章で示します。地域の業者は、動物名、症状、地域名を組み合わせた検索語を中心にすると、同じ予算で受けられる電話を増やせます。
動物名の検索語は動物ごとに広告グループとLPを分けます
動物が分かっている人は「ネズミ駆除 ○○市」「ハクビシン 駆除 業者」のように検索します。市区町村名や「業者」「費用」を含む検索は、依頼を考えている人の割合が高い検索です。ネズミ、イタチ、ハクビシン、アライグマ、コウモリ、モグラの6つで広告グループを分けます。
広告グループとは、似た検索語と広告文を1つにまとめた管理の単位を指します。ハクビシンの広告グループなら、広告文の見出しにハクビシンと地域名を入れ、行き先のLPにもハクビシンの施工写真と作業範囲の料金を載せます。
広告グループを分ける基準は、行き先のLP(着地先のURL)が変わるかどうかです。動物別と症状別に分けるのは、それぞれに専用のLPを用意するからです。同じLPに着地させる検索語は1つの広告グループにまとめ、データを集約したほうが、入札の学習と判断が早く進みます。
「ハクビシン 駆除」の検索にハクビシンの広告文とLPを返すと、クリックした人がそのまま電話に進めます。CVR(コンバージョン率)は、LPを見た人のうち電話やフォームで問い合わせた人の割合です。
症状の検索語で動物が分かる前の段階の相談を受けます
相談の多くは、音が聞こえる段階で、動物の種類が分かる前に始まります。住んでいる人は「天井 足音 夜」「屋根裏 動物 音」「天井 シミ 臭い」のように症状で検索します。この系統は症状別の広告グループにまとめ、行き先は動物の見分け方と相談の流れを載せた症状別のLPにします。
症状の検索では、登録した語と関連する検索にも広く広告を出す部分一致(broad match)が役立つ場面があります。広く出す分、配信を始めてから2週間ほどは毎日検索語を確認し、関係の薄い語を除外します。
法令に関わる点は一般的な案内にとどめます
野生の鳥獣の多くは鳥獣保護管理法で保護され、捕獲には自治体の許可が要ります。アライグマは外来生物法の特定外来生物にも指定されています。家や側溝にいるドブネズミ、クマネズミ、ハツカネズミの3種は、同法の対象から外れると市の公式ページで案内されています。
許可の申請先や手続き、箱わなの貸出の有無は自治体ごとに違います。LPと電話では、許可が要る動物があることと、その場合は申請の案内から始めることを伝えます。追い出しと侵入口の封鎖を先に行う流れを示すと、工期の見通しを伝えやすくなります。
| 広告グループ | 取る検索語の例 | 法令に関わる点(一般的な案内) | 除外する検索語の例 |
|---|---|---|---|
| ネズミ | ネズミ駆除 ○○市/天井 ネズミ 足音/ネズミ 駆除 業者 費用 | 家ネズミ3種は鳥獣保護管理法の対象外。畑や野外のネズミは扱いが別 | 自分で/グッズ/燻煙剤/粘着シート/超音波 撃退器/野ネズミ 畑 |
| イタチ | イタチ 駆除 ○○市/屋根裏 イタチ 臭い | 捕獲には自治体の許可が必要。追い出しと封鎖が基本 | 捕獲器 販売/罠 購入/忌避剤 おすすめ |
| ハクビシン | ハクビシン 駆除 業者/屋根裏 ハクビシン 糞 | 捕獲には自治体の許可が必要。自治体が箱わなを貸す地域もある | 市役所 箱わな 貸出/捕獲 自分で/写真 生態 |
| アライグマ | アライグマ 駆除 ○○市/天井 アライグマ 足音 | 特定外来生物。捕獲後の扱いにも決まりがあり、自治体の手続きに沿う | アライグマ 飼い方/動画/捕獲 自分で |
| コウモリ | コウモリ 駆除 ○○市/ベランダ コウモリ 糞 | 捕獲には許可が必要。追い出しと侵入口の封鎖が中心 | コウモリ 種類/超音波 撃退器/忌避スプレー |
| モグラ | モグラ 駆除 業者 ○○市/庭 モグラ 対策 業者 | 原則は許可が必要。農林業の被害防止の目的に限る特例がある | モグラ 撃退器/シート 購入/自分で 退治 |
| 症状 | 天井 足音 夜/屋根裏 動物 音/天井 シミ 臭い | 電話で動物を聞き取り、該当する手続きを案内する | DIY/ホームセンター/求人/狩猟免許 取り方 |
除外キーワードとは、広告の表示対象から外す検索語のことです。表の右端の語は配信を始める前に登録し、その後も検索語の一覧を見て足していきます。検索語が決まったら、次は動物別のLPを用意します。
LPを動物別と症状別に作りAIを使った制作と改善でCVRを高めます
動物別のLPでCVRを比べ、成約の金額からROASとROIまで確かめます
駆除の料金は、最低料金の表示と一式の工事の総額で数倍の開きがあります。住んでいる人は見積の金額に不安を持ちながら広告を見るため、料金の範囲と作業内容を先に示した会社が選ばれやすくなります。
大手ポータルでは動物別に最低料金から示す見せ方が中心です
大手ポータルや全国ブランドのサイトでは、動物別に「○○円〜」と最低料金から示す見せ方が中心です。そのうえで、現場の状況や地域で金額が変わると注記しています。最低料金だけを見た人は、実際の見積の金額との差に戸惑います。
地域の業者のLPでは、「追い出しのみ」「追い出しと清掃・消毒」「侵入口の封鎖まで」の3段階で総額の目安を示します。そのうえで、見積の内訳の項目と、追加費用が出る条件を書きます。
内訳の項目は、基本料金、追い出しや捕獲の作業、封鎖の箇所数、糞の清掃と消毒、断熱材の交換などです。許可が必要な動物は、申請の案内までを作業の流れとして書きます。
動物別のLPはAIを使った制作で同じ型から作ります
当社が担当する場合は、AIを使ったLP制作で共通の型を作り、動物ごとに見出し、被害の写真、作業範囲の料金、よくある質問を差し替えます。1本ずつ一から作る場合より、7本をそろえる日数と費用を抑えられます。症状別のLPには、足音や糞の形から動物を見分ける説明と、相談の流れを載せます。
LPの上部には、自社の職人が現地調査から施工まで行うこと、会社の所在地、担当者の顔写真を置きます。施工写真は、侵入口を見つけた場所、封鎖の後、清掃前後の屋根裏の3点をそろえます。再発した時の対応は、期間と範囲と条件を書面で渡すことを説明します。
LPの改善はCVRと成約の数字の両方で判断します
LPO(LPの改善)は、見出しや写真、料金の見せ方を入れ替えて、問い合わせの割合を上げる取り組みです。動物別にLPが分かれていると、ハクビシンのLPでは糞の清掃の写真、コウモリのLPでは封鎖の写真というように、比べる点を動物ごとに選べます。
CPAは、問い合わせ1件を得るのにかかった広告費(獲得単価)です。ハクビシンの一式の工事とネズミの部分的な対応では1件の売上が数倍違うため、改善の判断には成約の件数と金額を使います。問い合わせが増えても成約率が下がれば利益は減るので、ROAS(広告費用対効果)とROI(投資利益率)が上がっているかまで確かめます。
ROASは、広告費に対して何倍の売上が出たかを示す数字です。ROIは、広告費と運用の費用を合わせた投資に対して、どれだけの利益が残ったかを示す数字です。どちらも、台帳に一式の工事と部分的な対応の金額を分けて記録していれば計算できます。
広告文の見出しには動物名と地域名と作業範囲を入れます
見出しの例は「○○市のハクビシン駆除|封鎖と清掃まで自社施工」のような形です。説明文には、現地調査の流れ、見積の内訳を出すこと、相見積の相談を受けることを書きます。
電話番号アセットは、広告に電話番号を表示し、スマートフォンでは押すとそのまま発信できる設定です。LPの電話ボタンの近くに受付で聞く項目を短く載せると、住んでいる人が電話の前に状況を整理できます。動物別の広告文とLPがそろったら、職人が現地調査に回れる地域と、夜の足音の相談を受けられる時間帯を決めます。
配信の地域と時間帯は現地調査と電話受付の体制に合わせて設定します
広告を出す範囲は、電話を受けて現地調査に行ける範囲と同じにします
配信の設定によって、同じ広告費で受けられる電話の数が変わります。害獣駆除では、職人が現地調査に行ける範囲と、電話を受けられる時間を基準に考えます。ここでは、配信地域、夜の時間帯、スマートフォンとパソコンの入札、自動入札への切り替えの順に見ていきます。
配信地域は現地調査に行ける移動時間をもとに決めます
害獣駆除は、現地調査、施工、再発時の再訪問と、同じ家に何度か通う仕事です。職人が拠点から1時間程度で着ける市区町村を、配信地域の一つの目安にします。遠方の案件は移動の負担が大きく、再訪問の予定も組みにくくなります。
屋根裏の足音で検索する人の多くは自宅にいるため、地域の指定は「その地域にいる人」に絞る設定にします。初期の設定のままだと、その地域に関心がある人にも広告が出る場合があります。実家の被害を遠方から調べる人の扱いは、成約の結果を見て決めます。
時間帯は夜の検索と電話の受付体制に合わせます
天井の足音は夜に聞こえることが多く、症状の検索も夜に増えます。夜に電話を受ける体制があれば夜の入札を強め、受付の時間外はフォームで翌日の折り返しを受けます。広告の配信時間は、電話かフォームで受けられる時間と同じにします。
夜の受付を外部のコールセンターに任せる場合は、受付で聞く項目を社内と同じにします。音が聞こえる時間帯、音の重さ、糞の形と大きさ、建物の築年数を聞くと、現地に行く前に動物と作業範囲の見当が付きます。
デバイスごとの入札は電話と成約の割合を見て調整します
症状の検索はスマートフォンからが中心です。費用や業者を調べる人は、パソコンで複数の会社を比べることもあります。デバイスごとの入札は、電話と成約の割合を見て調整します。
入札は、最初の数週間はクリックを集める設定で始め、電話の計測がたまってから成約を目標にする自動入札に移します。自動入札とは、成果の見込みに応じて広告の仕組みがクリック単価を決める機能を指します。動物ごとに目標の獲得単価を置く手順は、目標CPAの記事にまとめています。
電話の計測と成約データの取り込みで問い合わせから成約までを追います
成約の金額まで戻すと、ROASとROIで広告の良し悪しを判断できます
広告の管理画面に見えるのは電話までで、現地調査と成約は会社の台帳の中にあります。この2つをつなぐと、どの動物とどの検索語に広告費を使うかを判断できます。ここでは、手順1と手順6の中身を説明します。
電話の発信を広告ごとに記録します
この計測の仕組みは当社が用意します。電話は、広告の電話番号アセットに付く計測用の転送番号と、LPに置く計測用の電話番号(外部の電話計測ツール)で記録します。ハクビシンの相談かネズミの相談かも、通話の記録と台帳で分けて残します。
成約は、当社が用意する成約台帳(表計算)に、クリック識別子と成約日、金額を記入していただき、当社が定期的に広告の管理画面へ取り込みます。会社側で用意していただくのは、台帳への記入と、現地調査で見た動物と侵入口の数の共有だけです。
電話の計測には、広告の電話ボタンからの発信と、LPの電話番号からの発信の2つがあります。どちらも、どの広告と検索語から来た電話かを記録します。間違い電話や営業電話を除くため、一定の通話時間を超えた電話だけを成果として数えます。
現地調査と成約の結果を広告に戻します
成約データの取り込み(オフラインコンバージョン)は、広告の外で決まった成約を広告の管理画面に戻す仕組みです。ハクビシンやネズミの成約ごとに、記録に残したクリック識別子(GCLID)と成約の日時と金額を取り込みます。
現地調査の段階も成果として取り込むと、成約までの日数が長い案件でも入札の判断が早くなります。成約の金額まで戻すと、封鎖まで行う大きな案件と追い出しだけの小さな案件を分けて入札できます。封鎖まで行う大きな案件に広告費を寄せる時の目安は、目標ROASの記事で説明しています。
許可が要る案件は成約日と施工完了日を分けて記録します
捕獲に自治体の許可が要る案件は、許可が出るまでの期間があり、成約から施工の完了まで日数がかかります。台帳には、成約日、申請の案内をした日、施工完了日を分けて記録します。成約の時点で広告に戻すと、施工の完了より前に入札の判断に使えます。
再発時の再訪問も、同じ顧客の記録に残します。動物と作業範囲ごとに再発の割合を見ると、LPに書く再発時の対応の条件を決める材料になります。成約まで追えるようになったら、次は公開資料の数字と自社の単価から、広告費の許容額を考えます。
害獣駆除の広告費の許容額は送客の手数料と工事の単価から試算します
一式の工事なら許容額が獲得単価に近づき、部分的な対応だけの単価では大きく下回ります
問い合わせ1件にかけられる広告費(許容額)は、ネズミの部分的な対応とハクビシンの一式の工事で大きく変わります。計算に使うのは、一式の工事の単価、広告費に充てる比率、成約率の3つです。この章では、料金の幅と送客の手数料を出典の種類とともに示し、そのうえで仮の計算例を置きます。
広告費に充てる比率は送客サービスの手数料の幅を目安にします
広告費に充てる比率は、初月は上限を置かずに実測し、2か月目に自社の粗利率から許容額を決めます。それまでの目安には、害獣駆除の依頼を仲介する送客サービスの手数料を使います。
大手ポータルなどの送客サービスに払う手数料は、公開されている提携条件で成約額の15〜30%程度です。ハクビシンやアライグマの駆除の協力会社を募る送客サービスでは、売上の80%を施工する会社に支払う条件が公開されています。送客サービスの取り分が約20%なら、一式230,000円の工事で1件約46,000円です。
自社で広告を出す会社にとっても、ハクビシン1件の工事で送客サービスが受け取る額は、広告費に回せる額の目安になります。この記事の試算では、広告費の比率を手数料の幅の中にある売上の25%と置きます。25%は計算のための仮定で、追い出しから封鎖までの自社の粗利率に合わせて置き直します。
害獣駆除の単価の幅と依頼の内訳を公開資料で確かめます
駆除業者が公開している相場の記事では、一般的な戸建て住宅での1回の作業の総額は6万〜30万円程度です。同じ記事の動物別の目安は、ネズミ3万〜20万円、コウモリ4万〜30万円、イタチ8万〜25万円、ハクビシンとアライグマ8万〜30万円です。
害獣の専門業者や送客サービスは、封鎖、清掃、消毒まで行うハクビシンの一式の工事の施工事例を公開しています。その6件は16万〜28万円で、平均は約23万円です(当社の計算)。同じく公開されている、ある送客サービスのハクビシンの依頼実績の平均は約20.6万円です。
害獣対策の業界団体のサイトでは、忌避剤による簡易な対策は1万〜10万円程度と案内されています。侵入口の封鎖から清掃と消毒までの再発防止の工事は、10万〜50万円程度です。
捕獲や侵入口1か所の封鎖だけなら、最低料金の表示は1万〜5万円台から始まるものが中心です。依頼の内訳では、小さな作業の割合も高くなっています。ハクビシンの駆除業者が公開している2019〜2023年の実績の集計では、捕獲や部分的な封鎖の1万〜5万円が52%でした。追い出しと封鎖と消毒の5万〜15万円は19%、複数頭や修繕を含む15万〜30万円以上は29%です。
クリック単価は600〜1,000円程度で獲得単価と成約率は初月に実測します
キーワードの計画ツールの想定では、業者に頼む段階の検索語のクリック単価は約600〜1,000円です。「害獣 駆除」は約1,000円、「ネズミ 駆除」は約770円、「ネズミ 駆除 費用」は約610円です。地域名を含む競合の多い語では数百円から2,000円程度とする代理店の解説もあり、この記事では600〜1,000円程度の幅で見ます。
獲得単価と、クリックから問い合わせになる割合は、初月に自社の広告で実測します。ネズミとハクビシンでは電話の多い時間帯も違うため、動物ごとの広告グループで分けて数えます。
獲得単価は、クリック単価を問い合わせになる割合で割ると計算できます。次の表は、「ネズミ 駆除」に近い600円と「害獣 駆除」に近い1,000円で、問い合わせになる割合ごとの獲得単価を当社が計算したものです。
| クリック単価(仮の計算例) | 問い合わせになる割合2% | 3% | 5% | 10% |
|---|---|---|---|---|
| 600円 | 30,000円 | 20,000円 | 12,000円 | 6,000円 |
| 1,000円 | 50,000円 | 約33,300円 | 20,000円 | 10,000円 |
問い合わせになる割合が2%と5%では、獲得単価が2倍以上違います。この割合は受付の体制やLPで大きく変わるため、初月に実測して自社の値を確かめます。
問い合わせから成約する割合は、害獣駆除の広告を解説する代理店の資料で、試算の例として30%が使われています。この30%は、代理店が試算の前提として置いた値です。自社の成約率は、初月の実測と台帳の記録で確かめます。
この幅から、釣り合う工事の規模を当社で計算しました。成約率30%で広告費を売上の25%に収めるなら、獲得単価20,000円で1件約27万円、30,000円で1件約40万円の工事が必要です。捕獲や部分的な対応だけの単価では、検索広告の獲得単価と合わない場合があります。
検索広告では、封鎖、清掃、消毒まで行う一式の工事の相談を取りにいく広告グループとLPを中心にします。部分的な対応の相談は、地図検索や紹介など広告費のかからない経路で受ける形も考えます。LPと受付の改善で成約率が上がると、必要な工事の規模は下がります。
仮の計算例で作業範囲ごとの許容額と月の利益を比べます
ここからは、ハクビシンの一式の工事を中心に受ける会社を想定した仮の計算例です。前提の値は、ここまでの公開資料の幅の中から選びました。
- 月の広告費は400,000円とします(代理店の資料にある中堅の会社の目安、月30万〜50万円の範囲)
- クリック単価は幅の低い側の600円、クリックから問い合わせになる割合は低めに置いた3%とし、獲得単価は20,000円になります
- 成約率は30%とします(代理店の資料で試算の例に使われている値)
- 一式の工事の平均単価は230,000円(施工事例6件の平均)、部分的な対応は30,000円(依頼の内訳の1万〜5万円の帯)とします
- 粗利率は50%と仮定します
許容額の式は「問い合わせ1件の許容額=1件の売上×広告費に充てる比率×成約率」です。粗利率50%なら、売上の25%は粗利の50%にあたります。
| 作業範囲(仮の計算例) | 1件の売上 | 成約1件にかけられる広告費(売上の25%) | 問い合わせ1件の許容額(成約率30%) | 仮の計算例の獲得単価20,000円との比較 |
|---|---|---|---|---|
| 捕獲や部分的な封鎖 | 30,000円 | 7,500円 | 約2,300円 | 大きく下回る |
| 追い出しと封鎖と消毒 | 100,000円 | 25,000円 | 7,500円 | 下回る |
| 封鎖、清掃、消毒までの一式 | 230,000円 | 57,500円 | 約17,300円 | やや下回る |
| 複数頭や修繕を含む一式 | 300,000円 | 75,000円 | 22,500円 | 上回る |
表の右端は、仮の計算例の獲得単価20,000円と比べた結果です。一式の工事でも許容額はやや下回り、部分的な対応の単価では大きく下回ります。検索広告の予算は、一式の工事の相談につながる広告グループに寄せます。
| 項目(月・仮の計算例) | 一式の工事が中心の場合 | 部分的な対応が半分の場合 |
|---|---|---|
| 広告費 | 400,000円 | 400,000円 |
| クリック数(クリック単価600円) | 約667クリック | 約667クリック |
| 問い合わせ(問い合わせになる割合3%) | 20件 | 20件 |
| 獲得単価 | 20,000円 | 20,000円 |
| 成約(成約率30%) | 6件 | 6件 |
| 成約の内訳 | 一式6件(230,000円) | 一式3件と部分的な対応3件(30,000円) |
| 売上 | 1,380,000円 | 780,000円 |
| 売上に対する広告費の比率 | 約29% | 約51% |
| ROAS(売上÷広告費) | 約345% | 約195% |
| 粗利(50%) | 690,000円 | 390,000円 |
| 粗利から広告費を引いた額 | 290,000円 | −10,000円 |
一式の工事が中心なら、広告費は売上の約29%で、送客サービスの手数料の幅の上の端に近い水準です。部分的な対応が半分になると約51%になり、粗利から広告費を引くと10,000円の赤字です。
クリック単価が幅の高い側の1,000円で、問い合わせになる割合が2%なら、獲得単価は50,000円になります。問い合わせになる割合を5%まで上げられると、同じクリック単価でも20,000円です。
| 項目(一式の工事が中心の場合・仮の計算例) | 運用の費用を広告費の15%とした場合 | 運用の費用を広告費の20%とした場合 |
|---|---|---|
| 売上(6件×230,000円) | 1,380,000円 | 1,380,000円 |
| 粗利(50%) | 690,000円 | 690,000円 |
| 広告費 | 400,000円 | 400,000円 |
| 運用の費用 | 60,000円 | 80,000円 |
| 広告費と運用の費用の合計(売上に対する比率) | 460,000円(約33%) | 480,000円(約35%) |
| 粗利から広告費と運用の費用を引いた残り | 230,000円 | 210,000円 |
| ROI(残り÷広告費と運用の費用の合計) | 約50% | 約44% |
運用の費用の列は、害獣駆除の広告を扱う代理店と運用会社の公開料金表にある、運用代行の手数料の広告費の15〜20%で計算しました。広告費400,000円なら60,000〜80,000円で、粗利から広告費と運用の費用を引いた残りは月210,000〜230,000円です。
自社の一式の工事の平均単価と成約率を入れ直すと、冬の1か月で残る利益の見当が付きます。LPと受付の改善で成約率を30%から上げられると、同じ広告費で残る利益が増えます。
公開資料の数字は他社の例で、自社の数字は地域、時期、動物、夜の受付の体制によって上下します。当社が担当する場合は、9月からの初月に上限を置かずに配信し、動物ごとのクリック単価、問い合わせ率、獲得単価、成約率を実測します。
10月に、初月の実測と台帳にある成約の金額から、動物と症状の広告グループごとに許容額を決めます。計算の式は許容額の表と同じで、一式の工事の単価と成約率を自社の値に置き換えます。決めた許容額は目標の獲得単価として自動入札に設定し、11月からの冬の相談に備えます。
実測の獲得単価が許容額を上回る広告グループは、検索語、LP、配信地域の順に見直してから予算を戻します。月ごとの配分は、最初の章で説明した動物ごとの時期に合わせて移します。症状の検索語は年間を通して出し、どの月の相談も受けられるようにします。
大手ポータルの割合は地図検索とSEO記事と受付を整えて下げていきます
ハクビシン1件の粗利を媒体ごとに並べて月に1回配分を見直します
「害獣駆除」で検索すると、大手ポータル、一括見積サイト、マッチングサイト、全国対応の業者が並びます。送客サービスでは成約に応じた手数料がかかり、手数料の幅は予算と許容額の章で示しました。地域の業者は、媒体を使い分けながら自社で集める件数の比率を上げていきます。
大手ポータルは自社の集客が整うまで件数を支えます
大手ポータルや一括見積サイトは、動物別のLPが整う前から件数を得られます。1件あたりの粗利を自社の検索広告と同じ基準で計算し、月に1回並べて比べます。手数料と広告費を同じ物差しで並べると、どの動物から自社の集客へ移すかを決められます。
ポータル経由のお客様にも、施工の後に地図検索の口コミを書いてもらうよう依頼します。口コミが増えると、地図検索から入る相談の経路が育ちます。
地図検索とSEO記事は施工の記録から積み上げます
地図検索対策(MEO)は、Googleマップの検索結果に自社の情報を表示させるための取り組みです。施工写真と口コミを増やし、対応する動物と地域を正しく登録します。「害獣駆除 近く」のような検索では地図の枠が大きく出るため、広告と地図の両方に自社が並ぶ状態を、施工写真と口コミを増やしながら作ります。
SEO記事は、検索結果の自然な掲載枠から読む人を呼ぶ記事です。検索で評価される記事には、E-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)と、侵入口や糞の清掃前後の写真など自社の施工で得た一次情報が要ります。加えて、書き手の専門性、第一人者としての認知、サイト名の信頼という信用の3要素を、会社として担保する設計にします。
当社が担当する場合は、施工の写真と記録、お客様の声が台帳に届いた週に、当社がAIを使って記事とLPに反映します。動物別、症状別、地域別に記事を増やしても、一つひとつに実際の施工の記録が入るため、読む人の判断に役立つ記事になります。
受付のシステム化で夜の電話から現地調査の予約までをつなぎます
受付のシステム化は、電話とフォームで聞いた内容を同じ台帳に記録し、現地調査の予約と見積までつなぐ仕組みです。聞き取りの項目がそろうと、夜に受けた相談も翌朝の予約に進められます。夜に聞き取った動物と侵入口の見当は、成約データの取り込みに使う台帳と同じ表に残します。
害獣駆除の会社で当社が担当する領域は7つあります
REARCSは、広告運用に加えて、LPの制作と改善、SEO記事、AIを使った業務のDX、受付のシステム化を、自社の事業で開発し運用しています。害獣駆除の会社の集客では、次の7つの領域を組み合わせて担当します。
当社が自社事業で開発し運用している仕組みを、冬の繁忙期の前から順に組み合わせます
配分の見直しは月に1回、媒体ごとの件数、成約率、1件の粗利を並べて行います。他の業種の進め方は、水道修理の集客記事や不用品回収の集客記事でも紹介しています。ここまでの内容について、害獣駆除の会社からよく受ける質問をまとめます。
よくある質問
判断に迷った時は、1件の粗利と現地調査に行ける範囲に戻って考えます
害獣駆除の広告は冬だけ出せばよいですか?
年間を通して出し、動物ごとに相談が増える月に予算を移す形を勧めます。10月からの数か月と春の子育ての時期では、相談の多い動物が入れ替わります。症状の検索語を通年で出すと、動物の種類が分かる前の相談も受けられます。
害獣駆除の広告は月にいくらの予算から始めますか?
施工する地域と受けたい件数から決めます。代理店の公開資料にある月の広告費の目安と仮の計算例は、予算と許容額の章にまとめています。初月は上限を置かずに実測し、2か月目に自社の数字で許容額を決めます。
LPに駆除の料金を載せると高く見えて比べられた時に不利になりますか?
作業範囲ごとの総額の目安と内訳を載せると、比べられた時に選ばれやすくなります。最低料金だけを見た人は、見積の金額との差に戸惑います。追い出し、清掃と消毒、侵入口の封鎖の3段階で示すと、自社の見積の理由が伝わります。
捕獲に許可が要る動物の問い合わせはどう受けますか?
電話の段階で、申請の案内から進める流れと工期の見通しを伝えます。許可の申請先や期間は自治体ごとに違うため、自治体の窓口で確かめるよう案内します。追い出しと侵入口の封鎖を先に行う流れを示すと、住んでいる人に工事の段取りが伝わります。
動物ごとにLPを分けると制作の手間はどのくらい増えますか?
AIを使ったLP制作で共通の型を作るため、2本目以降は見出し、写真、料金、質問の差し替えが中心です。動物ごとに検索した人の状況とページがそろうため、CVRの改善を動物ごとに進められます。
一括見積サイトをやめて自社の集客だけにしてよいですか?
自社の集客の件数が安定してから、段階的に比率を下げる形を勧めます。検索広告と地図検索の件数が増えるまでは、大手ポータルが件数を支えます。1件あたりの粗利を媒体ごとに比べ、自社の集客の比率を上げていきます。
まとめと無料アカウント診断のご案内
動物と月と作業範囲に分けて考えると、9月までに準備する内容を整理できます
害獣駆除の集客は、動物の種類と時期と症状で検索語とLPを分けるところから始まります。冬はネズミとハクビシン、春はアライグマとイタチ、夏から秋はコウモリと、相談の多い動物は月ごとに移ります。LPでは作業範囲ごとの総額の目安と見積の内訳を示し、初月の実測から許容額を決めて、広告費と売上の釣り合いを確かめます。
最後に、害獣駆除の広告アカウントを点検するための10項目を並べます。当てはまらない項目があれば、10月の繁忙期の前にその項目から直します。
- 動物別と症状別に広告グループが分かれている
- 動物別と症状別のLPがある
- 施工地域の市区町村名を含む検索語を登録している
- 自分で駆除、グッズ、罠の購入などの除外キーワードを登録している
- 広告文に動物名、地域名、作業範囲が入っている
- LPに作業範囲ごとの総額の目安と見積の内訳がある
- 許可が要る動物の申請の案内と工期を電話で説明できる
- 配信地域が現地調査に行ける範囲と一致している
- 電話を通話時間付きで計測している
- 現地調査と成約の金額を広告の管理画面に取り込んでいる
REARCSの無料アカウント診断では、この10項目を広告運用の担当者が実際のアカウントで確かめます。10月からの相談に備えて、今の設定でどこから直すかを知りたい方はご利用ください。






